ピルとは、経口避妊薬の事を指します。あまり知られてはおりませんが、それ以外にもメリットがたくさんありますので、そのような部分も踏まえてピルについて詳しくご紹介していきたいと思います。

避妊したい女性に人気のあるピル

流産の危険がある子宮腺筋症の治療にはピルが効果的

低用量ピルは、避妊薬として一般的に使用されていますが、実際には、ホルモンの分泌を止めているのに、ホルモンが分泌されているという錯覚を起こさせる作用があります。
そのため、服用することで、子宮収縮の運動は止まっているのに子宮肥大化による月経過多や生理痛が改善されます。
子宮腺筋症は、気づきにくい病気で、気づくのが遅すぎると子宮全摘出ということにもなりかねない非常に危険な病気です。
主な症状として、出血過多や生理痛などがありますが、これらの症状は女性によくある症状ですから、気にせずに見過ごしてしまうことが少なくありません。
一般的な子宮腺筋症の症状は、月経が2週間以上続く、生理痛が月を追って激しくなる、鎮痛剤の伏竜量が増加傾向にある場合は、子宮腺筋症の疑いがあります。

子宮腺筋症は、子宮内膜が子宮筋層に入り込んで、子宮筋層が腫れる病気で、筋肉の毛細血管が腫れて、肥大化する病気です。
一方子宮筋腫は、子宮の中に腫瘍ができる病気で、大きくなると膣内を圧迫するため、痛みが激しくなります。
この2つの病気は、類似点が多く、30~40代女性の発症率が圧倒的に高く、出血過多や生理痛が悪化するのが特徴です。
どちらも最悪の場合、子宮の全摘出ということになりかねませんし、そこまで重症化しなくても不妊や流産の原因にもなりますから、早期の治療が大切になります。

子宮腺筋症に対する薬物療法は、ホルモン療法が中心となり、女性ホルモンを低下させる治療となるため、治療期間中は無月経となります。
ただ、治療をやめれば、ふただび症状も元に戻り、月経痛も再開します。
ピルを治療に使用する場合には、治療中は妊娠できませんから、注意が必要です。
重度になると、手術が必要となり、子宮の全摘出や患部のみの摘出などを行います。ただ、一部のみの摘出は、病巣の取り残しや再発のリスクもあるので、医師と相談して決断することが大事です。

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